
mvnoに乗り換えた際にやはり一番気になるのは音声通話の品質ではないでしょうか。携帯電話の主な目的は音声通話ですから、品質に問題があるなら乗り換えない方が良いのかもしれませんよね。
今回はmvnoの音声通話についてまとめています。
目次
mvnoは音声通話simも提供しています

mvnoは毎月のデータ通信費用が600円程度から利用できる事から大幅に携帯電話料金の削減につながる事が知られるようになりましたが、2014年頃からは音声simのプランも多くのmvnoから提供されるようになりましたのでスマートフォン1台があれば2千円以下で毎月の運用が可能となっています。
音声通話の基本料はほぼ横一線の700円前後が多く、キャリアが設定している無料通話分をつけていないので1秒でも通話をすれば20円の通話料がかかります。
1分40秒の通話料金を採用しているmvnoが多いので頻繁に通話する場合はかなりの通話料が掛かってしまいますが、通話料を大幅に節約する方法も出てきているのでそれを活用すると負担が減ります。
その節約方法とはIP電話アプリや無料通信アプリを使う事であり、IP電話アプリユーザー同士や通信アプリユーザー同士が通話をする場合は無料となりますので事前に番号やIDを教え合って節約できる環境を作っておく事が大切です。
ちなみに、mvnoが提供している音声simの音質はキャリアと全く同質となっており、一部mvnoでは2014年頃から普及が進んでいる高音質端末を使うと相手が高音質対応端末なら1回り質が良い音で通話が出来るようになりました。
音声通話に最適なmvnoが提供する端末

多くの消費者に広く浸透している格安simは、高性能な機能を持っているスマートフォンやタブレット端末と相性が良く、mvnoが提供しているプランを最大限に活かしていく事で、安く使いやすいモバイルインターネット環境を構築出来るようになります。
mvnoで用意されているプランは、音声通話プランと容量別データ通信専用プランであり、使える容量は業者毎に異なっているのが特徴です。
格安simで電話を掛けたい場合には、出来るだけ片手で持ちやすいサイズの端末を選ぶのが良いです。
ファブレットサイズですと、端末のデザインによっては使いにくいと感じるからです。
近年では、国内外で人気のあるスマートフォンが販売されるようになってきていますので、音声通話に最適なスマートフォンを選択するのが良いでしょう。
音声通話プランとデータ通信プランを併用する事によって、キャリアで提供されているサービスと同等レベルのサービスを格安で使えます。
mvnoは、国内に数多くありますので、消費者にとっては選択肢が豊富であり、用途にマッチしたプランが必ずあります。
複数の業者の格安SIMを複数枚契約して、使い分けるといった使い方も気軽に出来るのが格安SIMの良い部分です。
mvno音声通話の最安値について

mvnoの音声通話に関しては契約プランに入っているかを確認する必要があります。
最安値のプランの場合には基本的には音声通話が利用できないことになっているので、利用する場合には少し料金の高いプランを利用する必要があります。
理由としてはmvnoでは通信インフラをレンタルしてスマートフォンなどのサービスを提供しているのですが、音声通話をする場合には専用の回線を用意しなければならないので、通信インフラに対するコストが高くなってしまうのでその分の料金を上乗せしたプランでの提供になります。
mvnoではsimを販売してこれに情報を書き込むことでスマートフォンなどの端末を利用可能な状態にするのですが、一番高い料金の契約プランで3000円程度なので中古の端末の料金と合わせても、大手キャリアで手続きをするよりもかなり安くなっています。
最安値では1ヶ月の料金が700円程度のものがあるので、ライトユーザーが利用する場合にはかなりの節約になります。
今後はスマートフォンや携帯電話の用途を考えて適したプランを選ぶ必要があるので、事前に用途などを考えて必要な機能が含まれているプランを契約することが大切です。
またmvnoは契約期間が短いので1年程度で乗り換えが可能となっています。
mvnoの音声通話の規制について

mvnoは大手キャリアが作ったインフラを使うことで格安のスマートフォンなどを販売する事業者ですが、いろいろな契約プランが用意されていて、一番安いプランでは月額料金が700円となっています。
この場合は音声通話などのサービスについては提供されていないことがあります。
理由としては音声通話に関しては専用回線を使うのでコストがかかるというもので、音声通話をしなければならない場合には契約プランを変更する必要があります。
mvnoはsimカードを購入して契約プランに応じてそこに情報を記録させるのですが、プリペイド式のものは30日限定で使えるものなので通話やメール、データ容量に関する制限が設けられています。
一般的な使用方法の場合には十分に余裕を持って利用することができるのですが、動画などをたくさん見た場合には制限を超えてしまうので通信の品質が低下することになります。
日本ではLTEが利用されているのですが、制限を超えると3G回線のスピードまで低下します。
simが流行している背景には規制緩和によってシムロックの解除が義務付けられたということがあります。
これによって中古のスマートフォンを使って契約をすることもできるようになりました。
mvnoの音声通話の欠点について

小さな端末でパソコンのようにインターネットを楽しむことができ、非常に便利なスマートフォンですが、近年その中で大きな注目を集めているのが、格安simです。
仮想移動体通信事業者、いわゆるmvno業者が提供する格安simカードを使用することで、従来のように大手通信キャリアと契約するよりも、大幅に安くスマートフォンが使用できるのが大きなメリットです。
また、大手通信キャリアとの契約でよく見られる2年縛りなどもなく、気軽に契約できる点も魅力ですが、当然ながら圧倒的に安価であるだけに、欠点も存在しています。
そもそもmvnoというものは、自社で設備を持つことなく、大手通信キャリアから回線を間借りすることで、格安料金での提供を可能としています。
その為、通信料の規制があったり、混雑する時間帯は速度が低下する可能性があるなどの欠点がありますが、それと共に挙げられるのが、音声通話の問題です。
mvnoの格安スマートフォンの中には、音声通話に対応していないデータ通信専用のものも少なくありません。
現在では、IP電話や無料通信アプリが充実している為、日常生活では大きな支障とならないケースも多いですが、それでも災害時や3ケタ番号に発信する必要がある時など、緊急時に困ってしまうケースもあり得ます。
よって、2台目以降のサブ端末ではなく、メインとしてmvnoを使用する場合には、音声通話に対応したものを選ぶのが良いでしょう。
プリカで音声通話も可能なmvno

近年では、mvnoの格安simを利用して、月々の料金を抑えてスマートフォンを利用する人が増えています。
従来型の携帯電話よりも安くスマートフォンを持つことが可能な為、幅広い層に需要が拡大しているmvnoですが、ひとつ問題となるのが、多くの業者で契約にクレジットカードが必要になるという点です。
この為、クレジットカードを使いたくない場合や所有していない場合、クレジットカード以外の方法で決済できるmvnoを利用する必要がありますが、その際に便利なのがプリカによる決済です。
いわゆるプリペイド方式で利用するsimのことで、必要な分だけ通信料をチャージすることで繰り返し使えるので、面倒な手続きが不要である点が魅力となっています。
また、近年ではいつでも連絡が取れるようにする為、子供にスマートフォンを持たせることも多くなっていますが、プリカならば使いすぎの心配がないのも大きなメリットです。
プリカで使えるmvnoには、データ通信だけでなく音声通話に対応しているものもあります。
通常のmvno同様、プラン選択次第で更にコストパフォーマンスを高めることができるので、自分の利用状況をしっかりと把握した上で選びましょう。
