
年々大手キャリアから格安SIMに乗り換えている人の割合がどんどん伸びているほど、かなりの人気とも言っていい格安SIMですが、数ある中で一つを選ぶのは非常に難しいでしょう。今回は人気の高まっている格安SIMサービスの比較についてまとめています。
目次
人気が高まっている格安SIM

スマートフォンやタブレット端末を最大限に活用するには、インターネットに接続する為に必要なモバイル回線を用意しなければいけません。
スマートフォンやタブレットを大手キャリアのショップなどで購入する場合には、キャリアが用意しているプランを契約する事で、キャリアが提供している回線を利用出来ます。
キャリアのプランでは高いから格安SIMに乗り換える
しかし、キャリアのプランでは、月額料金が高くなりがちですので、近年人気があるのが格安SIMと呼ばれるモバイル回線です。
これは、プロバイダなどが回線業者から回線を借りてサービスを展開しているモバイルインターネット接続サービスであり、多くの企業が参入していますので、選択肢が非常に広いという利点があります。
数あるプランから自分に合ったものを選ぶ
MVNO毎にプランが用意されていますので、多くの格安SIMからユーザーの用途に合ったプランを見つける事が可能でしょう。
月額利用料金がキャリアのプランよりも大幅に安いというのが人気の理由の一つであり、格安スマホといったセット販売商品が登場した事で、幅広い人々が使える環境が整っています。
組み合わせて使う人も増加傾向にあり
SIMフリースマートフォンと組み合わせて使う人々も増加傾向にありますので、新しいスマートフォンやタブレットの活用方法として役立ちます。
格安SIMのおすすめプラン

スマホの料金が大幅に安くなる格安SIMが人気です。
通話可能な場合は毎月2000円を切る価格で、そしてデータ通信専用の場合は毎月1000円以下に収まる価格で使えるので、これからもっと使う人が増えていくでしょう。
そんな格安SIMですが、普段どういった形でスマホを利用するかによっておすすめのプランが異なってきます。
あまりネットを使わない人はプランを下げる
スマホを使うといえばWEBサイトを見たりメールをするぐらいで通話はいらない、ということであれば一番格安となるデータ専用プランがおすすめとなります。
このプランだと毎日一定の容量は高速通信が利用できますが、その量を超えるとスピードががくんと落ちるのが一般的です。
基本的には容量を超える事はほぼない
しかし動画を頻繁に見るようなことをしない限りは、まず指定容量を超えることはありませんし、不満が出るような場面はほとんどないでしょう。
ということは、動画サイトを好んで見たり、大容量のデータのやり取りが必要な人にとってはあまりおすすめ出来ないプランだといえます。
その場合はデータ通信無制限プランの方を使うのがよいでしょう。
データ通信量を気にしなくていいのは大きなメリット
一日のデータ通信量を気にしなくてよいことが大きなメリットになりますし、この場合でも大手携帯電話会社のプランよりは大幅にコストダウンできるのがよいところです。
格安SIMはどれくらいお得なのか

格安SIMを提供している通信会社が2013年頃から急増していますが、それは大手携帯電話会社(キャリア)と比較すると大幅に通信料金を節約できてお得だからです。
2GB~3GBを例にしてみる
2GB~3GBを例にすると、キャリアのスマートフォンの場合はパケット通信料・パケット基本料・話し放題の音声通話プランがかかりますので最低でも7千円程度の料金が必要になり、格安SIM会社の場合はデータ基本料のみですのでわずか1千円程度の維持費で済みます。
音声通話の基本料はこれに600円~700円をプラスするだけで済むので1年間の維持費は2万円超となります(キャリアの場合は年間で8万円~9万円程度かかります)。
IP電話アプリを利用するともっとお得に
なお更にお得な維持が出来る低速通信限定のプランを提供している会社ではIP電話アプリを併用すればわずか700円程度しかかかりませんので、家庭での通信(動画閲覧やアプリや電子書籍のダウンロード等)はwi-fiを使います。
外ではSNS・通話アプリをメインに使う場合はこちらの契約をしてみても良いでしょう。
ちなみにほとんどの格安simは家電量販店等でパッケージを購入後に個人情報・クレジットカード情報等を打ち込むだけで契約が完了しますのですぐに利用する事が出来ます。
格安SIMの比較をしてサービスを選択する

スマートフォンの使い勝手は、モバイル回線の選択によっても変わってきます。
高解像度の写真を撮影出来るカメラ機能、高精細なディスプレイなど色々な機能を使えるスマートフォンは、現代人の必需品となっています。
使えるサービスは数多く存在する
スマートフォンで使えるサービスは数多く存在していますので、いつでもインターネットに接続出来るスマートフォンは重宝します。
モバイル回線には、大手キャリアの回線や格安SIMがありますので、ユーザーの用途に合ったサービスを利用出来ます。
格安SIMはプロバイダなどが展開するサービス
格安SIMは、プロバイダなどが事業展開を行っているモバイル回線サービスであり、多くのMVNOが市場に参入しています。
格安SIMの比較を行なう事で、月額利用料金やサービス内容の違いを知る事ができ、ユーザーにとって最適なプランを選択出来ます。
比較サイトなどで多くのMVNOが提供する格安SIMのサービスが比較されていますので、参考にしても良いでしょう。
音声通話も可能
格安SIMの中には、音声通話が出来るプランも登場していますので、使い方によっては、キャリアの回線プランよりも格安SIMを利用した方がお得に電話やインターネットを利用出来るようになりますので、あらゆる場面で役立ちます。
容量や通信速度などで差別化が図られていますので、月額料金と照らし合わせる必要があります。
SIMを利用する際の初期費用

SIMとはスマートホンや携帯、タブレットなどのモバイル端末でデータ通信や音声通信などを行う際に必要なICチップのことです。
スマートホンなどでよく電波が3Gであると、LTEであるとか言いますが、SIMがないとこれらのような電波は使えません。
また端末の保持者の情報や携帯番号も記録されています。
SIMは3種類存在する
現在大きさごとに標準、マイクロ、ナノの三種類のSIMがあります。
また差し替えることによって1台の端末で複数枚のチップを利用することも、複数台の端末で1枚のチップを利用することもできます。
またSIMは携帯端末を購入した際についてきますが、家電量販店などでそれだけを買うこともできます。
安いものだと月額1,000円近くで利用可能
販売会社や対応機種などによって様々な種類のものがありますが、安い物では初期費用がだいたい3000円程度でそこからさらに月額料金1000円を支払うことによって利用することが出来ます。
またSMSを利用する場合別途料金が発生するものもあります。
2~3GBのLTEを主に利用
このような安い物だとだいたい2~3GBのLTEを主に利用することができます。
また楽天ブロードバンドを利用すると楽天のデータSIMが通常初期費用3000円かかるのが0円となり、さらにプラン月額も700円と格安です。
また楽天の子会社のfreetelでも初期費用が0円となるキャンペーンを行っています。
低価格のSIMを提供している通信会社

2013年頃からMVNOと呼ばれる通信会社が増えており、低価格のSIMを提供している会社が大半を占めるようになりました。
ほとんどの会社で2ギガ~3ギガで千円程度の料金設定になっており、それ以外には1ギガ~10ギガ程度の高速通信を設定している場合があります。
高速通信を使いきった場合は低速通信に
高速通信を使いきってしまった場合や低速で長期にわたって維持したい場合は200kbpsで使用可能な回線があり、専用アプリや各MVNO公式サイト経由で高速通信と低速通信を切り替えられるシステムを導入している会社も増えています。
SIMカードを挿さないと通信は不可能
SIMカードを挿してからではないとモバイル通信は使う事はできませんが、大手キャリア3社と使用装着方法は全く同じになっていて、カードサイズと契約さえ間違わなければ簡単にインターネットを楽しむ事ができます。
音声通話のSIMも続々登場
最近では音声対応のSIMも増えており、600円~700円程度をプラスすればスマートフォン1台で音声通話とデータ通信を楽しむ事ができます。
通話料金に関してはキャリアと違って話し放題ではありません(30秒あたりで20円が多い)ので、頻繁に固定電話・携帯電話にかける事が多い場合は音声はキャリアと契約し、データ通信はMVNOと契約するといった節約方法もあります。
高速定額SIMは比較が必要

格安SIMは低料金でスマートフォンが利用できるメリットがありますが、ほとんどが高速通信に制限があります。
最低で3G程度からのコースとなりますが、中には高速定額SIMを提供している事業者もあります。
LTE使い放題となるプランもある
高速通信量に制限がなくLTEが使い放題となるプランとなりますが、各社ともに料金が違いますし通信速度に関しても様々だと言えます。
ベストエフォート式を採用する事業者もありますし、速度を抑えて安定した通信速度を出せるようにしている事業者もあります。
高速定額SIMは事業者によって環境が異なりますので、比較が必要になってくると言えます。
実際に使ってみないとわからない部分もある
実際に使ってみなければわからない部分も多いですが、ベストエフォート式では高速通信が無制限でも曜日や時間帯によって速度が安定しないことが多いため、利用環境が悪くなってしまう場合もあります。
比較には情報やデータが必要ですが、口コミや利用者の感想を見ることで判断可能な場合もあります。
比較は必要だが難しい
安定して速度が出る事業者のSIMがもっともよい選択となりますが、その分最高速度は低くなってしまうため必ずしも良いとはいえない状況もあります。
高速定額SIMは比較が必要ですが、利用環境を重視することが大切です。
格安SIM提供会社の料金プラン

格安SIM提供会社の料金プランはデータ通信と音声通話のプランに分かれており、音声通話を利用したい場合は必ずデータ通信とセットにして契約する必要があります(2015年春現在)。
データ通信は高速通信が付いたプランと低速通信のみの利用に特化したプラン等があり、高速通信つきプランになると月額千円~三千円程度の範囲で1ギガ~10ギガの通信容量でインターネットを楽しむ事ができます。
動画サイト以外は低用量通信で大丈夫
多くのユーザーは3ギガ以内の通信容量になっていますので、容量が多い動画サイト等を頻繁に見る以外は低容量の通信にしても大丈夫です。
なお、最近一部では高速通信分が余った場合だと1か月繰り越し可能な会社も増えて来ており、余った分を捨てずに使えるようになりましたので無駄なくデータ通信を楽しめるようになりました。
音声通話の音質は問題ない
音声通話は大手携帯通信会社が提供する音質と全く同じレベルですので遅延なく快適な通話が利用可能となっており、無料通話分は設定されていませんのでいきなり通話料がかかる事があります。
長時間通話する場合はIP電話等を有効活用すると良いでしょう。
大幅に通信費を抑える事が可能
このように格安SIMを使うと従来の通信料金より大幅に通信費を抑える事ができますので一度見直しをしてみる事をおすすめします。
SIMによる月額引き下げ

携帯電話など特にスマートフォンの通信費や通話料を合わせて6,000円以上となる家庭もかなり多い事となりますが、その通信費を抑えてくれる事が可能な状況となると、やはりSIMなどの月額の契約を行うべきでしょう。
格安SIMを使うだけで負担軽減が行える
そこでSIMカードを使った通信費の運用を行う事となれば、それだけでもかなりの負担軽減が行えます。
通信費を抑えたい人にとっての救世主
月額費用は数百円から活用出来るSIMカードもある事で、情報の制限がある事でも、その人それぞれに殆ど活用しない方などは、こうした安いプランに加入する事が出来て、そこで月額の費用を考える所です。
やはり毎月の事からやはりネックとなる負担を軽減させる為のSIMカードは、通信費を抑えたい人にとっての救世主と言った形となり、そこで負担を抑えながら利用して行く事となれば、色々な所で活用を考えている人も多くなります。
業者が増えれば増えるほど安くなる
それだけ通信費が膨れ上がっている状況などが問題となっている人も多くいて、やはりSIMカードを販売している業者がかなり増えている現状を考えると、とても素晴らしい形で色々な安いプランを提供してもらえる事が良い事であり、そこに関しては、やはりちゃんとした形で、月額を抑える事を考えると良い状況となっていきます。
まとめ
格安SIMは年々人気が増えていき、参入業者も登場している事から比較は必須です。
必ず複数の業者を比較した上で自分に合った格安SIMを見つけましょう。
