
ONEモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが運営するプロバイダのOCNのデータ通信サービスで、世間一般で言われる格安SIMのサービスとなります。
その特徴としては、NTTドコモの回線を使った安心感と幅広い通信エリアであることと、契約も通信量が1日単位もしくは1ヵ月単位と使い方に応じて広い料金コースが設定されていることが挙げられます。
使い方に応じた料金設定が可能
料金設定についてですが、ONEモバイルONEには大きく分けて2つの料金設定があります。まず日ごとに通信料を制限するパターンです。これは1日当たりの通信料を110MBか170MBから選べるコースになり、900円/月から使用可能です。毎日平均的に使用する方にお勧めのコースとなります。その日に使いきれなかった通信料は翌日まで持ち越しが可能です。
次に月ごとに通信料を制限するパターンですが、これは他のメーカーにも代表される一般的なプランで、1ヶ月当たり3.0GB、5.0GB、10.0GBから選ぶことができます。平日はほとんど使わず、休日にたくさん使用する方などにお勧めのプランです。1,100円/月から使用可能で余った分は翌月に繰り越しが出来ます。
もう一つ15.0GBを500kbpsという低速で使用できるプランもありますが、メールや文字中心のウェブ閲覧中心をたくさん使用するという限られたプランです。どれも月に1度コースを自由に変更できるので、環境の変化など自分の使い方に合わせて料金設定が可能な点が魅力です。
ドコモと同じNTTコミュニケーションズ運営による安心感

ONEモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが運営しているプロバイダであるOCNのサービスとなります。これはNTTドコモと同じ通信網を使用するため、都市部だけではなく山岳地帯などの人が少ない地域でも安心して通話、通信が可能になります。アウトドアが趣味の方で格安スマートフォンを使いたいという人にはお勧めのSIMとなります。
また自宅のネット回線のプロバイダをOCNにしている人には、OCN光割として割引があります。データ通信900円/月から使用可能のプランが700円/月から利用可能になりますので、自宅のプロバイダをOCNにしている人はさらに月額料金を安くすることができます。
また、OCN光でも実施されているようなオプションサービスをスマートフォンでも利用することができます。具体的には、ウイルス対策ソフトやメールチェックサービス、迷惑メールブロックサービスがオプションで用意されており、これらを利用することでさらに安心感を増すことができます。
音声通話やかけ放題プランにも対応
他のメーカーにも通話も可能な音声対応SIMがありますが、ONEモバイルONEにも同様の音声対応プランがあります。音声対応とデータ通信がセットになったプランは1,600円/月から使用可能です。5,000円以上かかる3大キャリアに比べれば毎月の固定費を大きく下げることができます。
また、以前は通話プランにはかけ放題サービスがなく、通話した分だけ通話料が上乗せして支払わなければなりませんでしたが、OCNでんわというサービスが誕生しました。これはOCNでんわというアプリをインストールして利用する音声通話アプリですが、通話料が10円/30秒と通常の音声通話の半額です。これは無料で利用可能です。
さらに月額850円のオプションを申し込めば、5分以内の通話であればいくらかけても通話料が発生しないという5分以内限定でかけ放題になります。このOCNでんわを利用すれば、通話を頻繁に行う方でも格安スマートフォンでかけ放題も使うことができるようになりました。
ONEモバイルONEについてのまとめ

以上のようにONEモバイルONEは、様々な使い方に応じた料金コースを選べる、NTTコミュニケーションズが運営しており、ドコモと同じ回線網を使った安心感があるといったメリットがあります。それに加えて最近はかけ放題プランも登場しており、ますます利用しやすいものになってきました。今後ますます利用者が増えていくことが予想されます。
