
IIJmioは株式会社Internet Initiative Japanが提供する格安SIM事業の名称です。この会社は、日本においてインターネットプロバイダの老舗中の老舗で高い技術力と安定したネットワーク接続に定評のある会社です。
また、IIJmioは大手携帯電話会社2社から回線の提供を受けており、それぞれにDタイプとAタイプの2種類のサービス名に分けられています。
IIJmioの月額料金プランについて
IIJmioでは、SIMカード単体プランとスマートフォンとセット販売があります。現在のセット販売の商品の中には、昔からあるガラケータイプのものも含まれおり、割賦契約も可能です。選ぶ端末によって月額の請求額は変わってきますが、通信費用自体の料金はどちらの場合も変わりません。
データプランはミニマムスタートプラン3GB税抜き900円、ライトスタートプラン6GB税抜き1520円、ファミリーシェアプラン10GB税抜き2560円があります。音声とデータ通信ができるものは、上記の料金プランにそれぞれ月額税抜き700円追加した料金になります。ただし、データ専用プランには注意が必要です。
Aタイプの場合は、無料でSMSサービスが付いてきますが、DタイプにSMSを付ける場合、月額税抜き140円の追加料金がかかります。それ以外はDタイプもAタイプも料金は同じです。また、SIMカードは定価3000円程度で販売されていますが、その料金に契約料が含まれているため、通信販売などで安く購入することで、初期費用を抑えることも可能です。
IIJmioお得な電話料金の設定について
IIJmioの音声付きプランを契約している家族間の通話料金は20パーセント割引されます。そのうえ、専用の無料アプリを経由するとさらに割引してもらうことが可能になります。家族間の通話以外でも専用のアプリを経由することで通常の電話料金の半額となり、30秒ごとに税抜き10円になります。このサービスはプレフィックスを用いたものですから通常の電話と品質は変わりません。
さらに、国内通話をよくかける方には、月額税抜き600円でIIJmioの同一契約者間の通話が10分無料になり、その他の通話に関しても3分間の通話が無料になるものや月額税抜き830円で同一契約者間の通話が30分無料になり、その他の通話に関しては、5分間無料になるオプションも用意されています。
また、海外によくかけるでも一部の国宛には、このプレフィックス番号を用いることで、30秒ごとに10円でかけることができます。そのため、使い方によっては、携帯電話各社と直接契約する場合よりもお得に電話をかけることができる場合があります。
IIJmioのその他のお勧めのサービスについて
その他のお勧めのサービスは、大きくわけると2つあります。
1つ目は、IIJmioの月額サービスを利用している方を対象に、公式のアプリやホームページから通信速度を制御することができる点です。
速度を低速に制御した場合には、月間に契約したデータ容量を消費せず、3日間366MBまでは安心して最大200kbpsの通信を楽しむことができます。この低速モードでも初速はバースト転送と言われるターボがかかるので軽いサイトであれば、閲覧することが可能です。
2つ目は、有料のオプションにはなるのですが、トビラフォン月額税抜き300円とiフィルター月額税抜き360円のサービスです。どちらもスマートフォンを安全に使うためのサービスです。前者のものは、電話帳に登録していない店名などが表示されるサービスで迷惑電話の可能性がある電話番号も事前に通知してくれます。
後者のサービスは、未成年者の方などに有害サイトをブロックしてくれるサービスです。利用できるOSに若干の制限があるものもありますが、幅広い世代の方が利用しやすいように設計されています。
IIJmioについてのまとめ

このようにIIJmioは、利用者にとって使いやすい特徴が色々とあります。特に最近サービスを開始した、Aタイプは同一プランのDプランとのデータ量を分け合うこともできます。通常2社回線間を利用のサービスの場合、データ融通はできないことが一般的でした。そこにIIJmioは風穴を開けた形になります。
そのうえ、この会社が提供する光回線との同時利用で毎月600円の割引を受けることも可能になっています。
