hi-hoの口コミと評判

hi-hoは、インターネットサービスプロバイダーの大手であるIIJの回線を借り受け、かつては、パナソニックグループが運営していましたが、2007年に事業分割と株式譲渡が行われ、現在はIIJ傘下のグループ会社となりました。

定評のあるIIJの巨大なバックボーンと安定した回線はそのままに、快適なモバイル通信を利用出来ます。

hi-ho独自のコース

同じIIJグループのモバイル通信サービスであるIIJmioに無くてhi-hoにあるコースのひとつにエントリーコースがあります。両社共通のミニマムスタートは、高速容量が月3GBまでですが、エントリーコースは月額770円、月2GBまでとなっており、よりリーズナブルに、ちょうど2GBを求めている方にとっては、有力な選択肢となります。

もうひとつのアソートコースは、両サービスになるファミリーシェアプランを縮小したようなもので、月額1409円、SIMカード発行枚数上限が最大3枚まで、高速容量は3GBまでとなっています。ファミリープランのSIMカード上限10枚、高速容量10GBまでも必要なく、ちょうどいい方には良い選択肢となります。

複数のデバイスで複数のSIMカードを同時利用し、支払いや容量を一本化し、一元管理出来るのが便利です。以上のように、IIJmioには無いコースが存在する事で、あえてhi-hoを選択するユーザーも少なくありません。

IIJmio同様のバースト転送

IIJmioの人気の秘密にバースト転送機能がありますが、同じ回線を利用するグループ会社のhi-hoにも当然採用されており、そのメリットを享受する事が出来ます。

バースト転送機能とは、高速データ容量を使い切って低速モードになったとしても、あるいは自ら手動操作により高速モードをオフにしたとしても、ウェブなどにアクセスをし始めてから最初の数秒間に限り、高速通信となるものです。

テキストベースやモバイル向けの軽いサイトであれば、高速モードと遜色無い程の時間で読み込みが完了することもあり、実測値よりも速い体感速度を得る事が出来ます。

もちろん、ウェブベースのサイトだけではなく、Twitter、FacebookなどのSNS系アプリでもバースト転送は機能し、その恩恵を受けることが出来ます。バースト転送機能が存在する事で、少ない高速容量のコースをリーズナブルかつ、快適に利用する選択肢が広がります。

NFC対応のSIMカード

決済サービスなどで必要なNFCの利用には、端末だけではなく、SIMカードも対応している必要があります。専用の読取装置に端末をかざすだけで、あらかじめ登録しておいたクレジットカードや交通系プリペイドカードの決済が完了する便利な機能です。

hi-hoが提供するSIMカードは、非接触近距離通信規格のType AとType Bに対応しており、将来アメリカ、ヨーロッパ、アジアで展開が予定されている決済サービスに対応しています。これは、現在国内で普及しているiD、Waon、QUIC Pay、モバイルSuica、nanacoなどで使用されているFelicaとは違う形式となっています。

今のところ詳細は不明ですが、日本国内でしか使用できないサービスが多い中で、国内外で決済が可能なシステムに大きな期待がかかっています。この機能によって特に追加料金も必要なく、時代を先取りする機能が早くも搭載されている形になっており、近い将来の決済サービスの正式発表を待ちたいところです。

hi-hoについてのまとめ

hi-hoのモバイル通信サービスのhi-ho LTE Type Dは、ドコモ回線を利用した日本全国の幅広いエリアで安定した通信を利用できるだけではなく、グループ会社のIIJmioの回線を利用したバースト転送機能の付いた高速通信はそのままに、高速容量と月額料金を抑えたコースの提供によって、IIJmioを補完する形となり、ユーザーの選択肢を広げています。

Sim-Search