
衝撃的な価格の480円プラン
ワイヤレスゲートの480円プランは、最大通信速度が250kbpsに制限されてはいるものの、月に利用出来る通信量は無制限で、リリースされた当時は業界最安値のサービスとして、大きな衝撃を受けたことは記憶に新しいところです。
メールやテキストベースのメッセージアプリなど、利用目的が限られており、よりリーズナブルな月額料金を求めるユーザーには、まさにぴったりのプランで、ライトユーザーのメインとして、またヘビーユーザーにとってもサブとして、重宝されたサービスです。
また、250kbpsは、あくまでも公称値であり、時間帯によってはもう少し上乗せされた速い伝送速度を記録する事もあり、軽い動画ならば何とか閲覧できると言う副産物も、人気の秘密でした。
現在では、250kbpsの速度ならば、480円を大きく下回るサービスも登場していますが、それでもなお、480円プランが根強い支持を受けている理由のひとつに、付帯する公衆Wi-Fiサービスがあり、価格以上の価値が見出されています。
さらに高速なFonプレミアムプラン

Fonプレミアムプランは、ワイヤレスゲートのサービスとして、メインストリームとなりつつあります。 最大通信速度が3Mbpsと制限されていますが、月に利用出来る通信量は無制限となり、月額は1556円です。 3Mbpsと言うと、例えば、Youtubeの標準画質の再生には十分な速度で、毎月の容量を気にせず、動画を思う存分楽しみたい方に向いています。
同プランのもうひとつの特長は、480円プラン同様の公衆Wi-Fiスポットに加えて、Fon Wi-Fiのサービスが付帯してるところです。 Fonとは、日本を含む世界中に広がるWi-Fiコミュニティで、専用アプリを起動し、端末のWi-Fiをオンにするだけで、簡単に利用する事が出来ます。
通常のモバイル通信に加えて、より高速で安定した複数の公衆Wi-Fiサービスを利用できる事で、毎月の通信料をリーズナブルに抑えながら、さまざまな活用シーンが広がります。
類稀な多様性を持つ公衆Wi-Fiサービス
上述のように、全てのプランには、BBモバイルポイント、eoモバイルWi-Fiが無料で利用できるサービスが付帯しています。 ベストエフォートとは言え、伝送速度は下り最大54Mbpsを誇り、通常のモバイル通信を遥かに上回る快適な速度で、特に480円プランのユーザーにとっては、公衆Wi-Fiスポットを上手く活用したいところです。
それらのスポットに加えて、Fonプレミアムプランでは、Fon Wi-Fiスポットの利用サービスも付帯します。 BBモバイルポイント、eoモバイルWi-Fiは、全国のマクドナルド、スターバックス、JR主要駅、空港など、多岐にわたり、複数のサービスがエリアを補完し合う事により、使えない施設を探すのが大変なほど、広い範囲をカバーしています。
ここまでの多様性を持つ公衆Wi-Fiサービスが、それも追加料金無しで付帯しているMVNOサービスは稀で、値段以上の価値があるのも、ワイヤレスゲートの人気の秘密です。
ワイヤレスゲートについてのまとめ

ワイヤレスゲートは、一般的な月の高速容量が決められている3GBから10GBのプランの新規受付を2016年3月をもって終了しており、現在は、480円プランとFonプレミアムプランのような、伝送速度を制限しつつも容量制限が無い、さらに公衆Wi-Fiサービスが付帯したリーズナブルなサービスへと完全に的を絞ったビジネスモデルへと移行しました。
ユニークな選択肢が増えると言う事は、ユーザーにとって歓迎される事であり、他社には無いプランを打ち出し続けるワイヤレスゲートの今後の展開に期待したいところです。
